無料で受けられるTOEIC実力診断・レベルチェックはどれ?7つを比較

Otteric 編集部 ・ 公開

要約

あります。2026年10月25日時点で、TOEIC の実力を無料で確かめる方法は、公式サンプル問題(IIBC、Part ごと・スコア表示なし)、Weblio の語彙力診断(約2分半)、スタディサプリの10問診断、Santaアルクの12問・約3分の診断、スタディングの20問の実力診断テスト(メールアドレスの登録が必要・Part 別スコアあり)、Parroto の200問・120分の無料模試などがあり、分かることがそれぞれ違います。点数の目安を手早く知るなら10〜20問の診断、本番の時間配分まで試すならフル模試、どの Part から手をつけるかまで知りたいなら Part 別の結果が出るものが向いています。Otteric では、リスニングとリーディングの14問・約6分の診断で、いまのスコア帯と優先すべき Part が無料で分かります。

TOEIC をまだ受けたことがなく、いまの自分が何点くらいなのかを知りたい。ところが「無料 実力診断」で探すと、単語だけのテスト、数問のサンプル問題、2時間かかる模試が同じように並んでいて、どれが自分の知りたいことに答えてくれるのかが分かりにくくなっています。

このページでは、無料で受けられる TOEIC の実力診断・レベルチェックを、問題数・所要時間・登録の要否・結果で分かること(スコアの目安か、Part 別か)・料金の5つで比べます。内容は2026年10月25日に、各サービスの公式ページで確かめました。無料の範囲は変わることがあるため、受ける前に各社のページも見てください。

無料の TOEIC 実力診断は大きく4種類

「無料の実力診断」と呼ばれているものは、中身で分けると次の4種類です。

  1. 公式サンプル問題:TOEIC を運営する IIBC が公開している、Part ごとの例題。形式を知るためのもので、スコアは出ません。
  2. 語彙の診断:単語の問題だけで、語彙の量や目標スコアに必要な語彙の目安を測るもの。リスニング・リーディングの問題は出ません。
  3. 10〜20問のミニ診断:リスニングとリーディングの問題を少しずつ解き、予測スコアやスコア帯を出すもの。数分で終わります。
  4. フル模試:本番と同じ200問・約2時間を解くもの。時間はかかりますが、集中力や時間配分まで試せます。

本番の TOEIC Listening & Reading Test は、リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問の合計200問・約2時間で、結果は合格・不合格ではなく10〜990点のスコアで出ます(IIBC「TOEIC Listening & Reading Test とは」、問題形式)。10〜20問の診断は、この200問のごく一部を解いて全体を推定するものだと考えておくと、結果の読み方を間違えません。

無料で受けられる診断・模試の比較(2026年10月25日時点)

各サービスの公式ページで確かめた内容です。公式ページに書かれていなかった項目は「記載なし」としています。

サービス種類問題数所要時間登録結果で分かること料金
IIBC 公式サンプル問題公式サンプルPart 1〜7 の Part ごとに例題(Part 1 は2問)記載なし不要(そのままページで解ける)各問の正解と解説。スコアは出ない無料
Weblio 語彙力診断テスト(TOEIC 総合診断)語彙記載なし約2分半なしでも受けられる語彙力の目安。目標スコア別(470〜950突破対策)のテストもある無料(無制限に受けるのはプレミアム)
スタディサプリ スコアレベル診断ミニ診断10問(各20秒)「5分で判定」と案内記載なしTOEIC のスコアの判定(予測)無料と案内
Santaアルクミニ診断(アプリ)12問約3分アプリ(PC の Web 版でも可)AI による予測スコア。レベルテストは1アカウント1回、その後は解くたびに更新無料
スタディング 実力診断テストミニ診断20問(全 Part)記載なし必要(メールアドレスとパスワード)総合得点、平均点、3段階の総合判定、Part 別スコア、学習アドバイス、本番で目指せるスコアの判定無料(自動で課金されない)
Parroto 無料TOEIC模試フル模試200問(L100・R100)120分記載なし10〜990点のスコア、自動採点、解説無料
Ottericミニ診断14問(L・R)約6分不要(会員登録の前に受けられる)いまのスコア帯の目安と L・R の帯、優先すべき Part無料

このほか、PREP の無料TOEIC実力テストは「わずか20分」で現在の TOEIC レベルが分かり、結果をもとに学習プランが提案されると案内しています(問題数は記載なし)。TOEIC® L&R TEST 弱点診断は、リスニングとリーディングで合計25問、12分程度の選択式です。

反対に、無料では使えないものもあります。abceed は、TOEIC 予測スコアとオンライン模試を有料の Pro プラン(月¥1,983〜)の機能としています(abceed 公式サイトのよくある質問、2026年10月25日確認)。

公式サンプル問題は Part ごとの例題で、スコアは出ない

いちばん確実なのは、TOEIC を運営する IIBC の公式サンプル問題です。問題形式のページから、Part 1〜Part 7 のサンプルに進めます。たとえば Part 1 のサンプルは写真を見て答える問題が2問あり、音声を再生して答えると、正解と解説が表示されます。

ただし、サンプル問題でスコアは出ません。分かるのは「本番の問題がどんな形か」と「その問題が解けたかどうか」です。初めて受ける人が最初に見ておく価値は高いものの、「自分は何点くらいか」の答えは返ってきません。

Weblio は約2分半で、分かるのは語彙の量

Weblio の語彙力診断テストは、TOEIC で出る単語やイディオムの出現頻度をもとに作られた単語テストです。総合診断は約2分30秒で終わる選択式のテストです。ほかに「470突破対策」から「950突破対策」までの目標スコア別のテストがあり、それぞれの得点に必要な語彙力の目安を知ることができます。

会員登録をしなくても受けられます。無料会員になると、間違えた単語を単語帳に登録でき、診断結果を保存できます。回数には制限があり、無制限に受けるにはプレミアム登録が必要です。Weblio 自身も、結果は目安で、実際の試験の得点を保証するものではないと書いています。

単語の量は TOEIC の土台ですが、リスニングの聞き取りや長文の読み方は測りません。語彙の診断は、ほかの診断と組み合わせて使うものです。

10〜20問のミニ診断は、予測スコアを数分で出す

リスニングとリーディングの問題を少しずつ解いて、点数の目安を出すのがミニ診断です。

  • スタディサプリ(10問):スコアレベル診断は10問で、各問の制限時間は20秒です。リスニングを含むため音声が出ます。途中保存はできません。結果は「あくまで予測であり、実際のスコアとは異なる可能性があります」と注意書きがあります。
  • Santaアルク(12問・約3分):アルクの ENGLISH JOURNAL の記事(2026年2月12日公開)によると、12問・約3分のテストで AI が予測スコアを出します。アプリで受けます。公式ヘルプでは、最初のレベルテストは「一つのアカウントに付き1回のみ」で、そのあとは問題を解くたびに予測スコアが更新されると案内されています(Santaアルク公式ヘルプ)。
  • スタディング(20問):実力診断テストは全 Part を体験できる20問です。受けるにはメールアドレスとパスワード(英数字8文字以上)で無料登録します。登録しても自動で課金されないと明記されています。

問題数が少ないほど早く終わりますが、そのぶん1問の正誤で結果が動きやすくなります。どのサービスも「予測」「目安」と断っているのはそのためです。

Part 別まで分かるのは、スタディングと Otteric

「何点くらいか」だけでなく「どこが弱いか」まで知りたいなら、結果に Part 別の情報が出るかどうかを見ます。

  • スタディング:結果レポートに、総合得点、受験者の平均点、3段階の総合判定、Part 別スコアと平均点、学習アドバイス、本番で目指せるスコアの判定が出ます。メールアドレスの登録が必要です。
  • Otteric:14問・約6分の診断で、いまのスコア帯と優先すべき Part が分かります。結果は、その後の毎日のおすすめ問題に使われます。

ほかのミニ診断は、公式ページで確かめた範囲では、結果は予測スコアやスコアの判定までで、Part 別の内訳は書かれていませんでした。

200問・120分を無料で解くなら Parroto

本番と同じ量を通して解きたいなら、Parroto の無料TOEIC模試があります。リスニング100問(約45分)とリーディング100問(75分)の200問で、Part 構成は本番と同じ(Part 1 が6問、Part 2 が25問、Part 3 が39問、Part 4 が30問、Part 5 が30問、Part 6 が16問、Part 7 が54問)です。10〜990点で採点され、自動採点と解説が付きます。登録が必要かどうかは、公式ページには書かれていませんでした。

フル模試は2時間かかるぶん、短い診断では分からない「最後まで集中が続くか」「リーディングを75分で解き終えられるか」が分かります。

短い診断の点数は、どこまで当てになるか

模試や診断の点数が本番と違った、という声はよくあります。理由ははっきりしていて、本番は200問・約2時間なのに対し、診断は10〜25問・数分だからです。

  • 問題数が少ない:10問なら1問の正誤が全体の1割を動かします。たまたま得意な形が出た、苦手な形が出た、で結果が変わります。
  • 時間の圧力がない:本番のリーディングは75分で100問です。数問を解くだけの診断では、時間切れで最後の問題に手が回らない、ということが起きません。
  • 集中力の持続を測らない:2時間続けて解いたときの疲れは、短い診断には出てきません。

各サービスも、結果は「予測」「目安」であると書いています。短い診断は「いまはおおよそこの帯にいる」「この Part が弱そう」を知るために使い、本番に近い点を知りたいときは、問題数と時間が本番に近い模試で確かめるのが確実です。

英検2級だと TOEIC は何点くらいか(CEFR で比べる目安)

英検と TOEIC は別の試験なので、公式の換算表はありません。比べるときは、どちらも公開している CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を間に置きます。

  • 英検の公式サイトでは、CEFR の B1 は2級と準1級で算出でき、B1 の4技能総合スコア(英検CSEスコア)は1950以上です。2級の合格基準スコアは一次試験1520・二次試験460です(英検「英検CSEスコア」)。
  • TOEIC の公式サイトでは、B1 の最低スコアがリスニング275点・リーディング275点です。B2 はリスニング400点・リーディング385点からです(IIBC「TOEIC Tests と CEFR の対照表」)。

英検2級に合格する力が B1 にあたるとすると、TOEIC の B1 は合計で550〜775点の範囲で、550点はその下限(リスニング275点・リーディング275点の合計)です。詳しくは英検2級は TOEIC 何点くらい?にまとめました。ただし英検は4技能、TOEIC L&R は聞く・読むの2技能を測る試験で、形式も違います。目安を知ったら、実際に TOEIC 形式の診断を受けて確かめてください。

600点を取れそうか知りたいとき

初受験で「600点に届きそうか」を知りたいときは、次の順で確かめると無駄がありません。

  1. 公式サンプル問題で形式を知る:初めて見る形式の問題で迷う時間を減らします。
  2. 短い診断でスコア帯を見る:数分で、600点まで遠いのか近いのかの見当がつきます。
  3. Part 別の弱点を見る:届かない場合に、どの Part で点を落としているかが分かれば、勉強の順番が決まります。
  4. 模試で時間込みの力を確かめる:試験が近づいたら、時間を計って解く模試で、本番の条件での点を確かめます。

同じことを Otteric でやると

Otteric は、TOEIC L&R 対策のアプリです。上の4つの手順を、無料プランの中で順に進められます。

  • 約6分の診断:リスニングとリーディングから14問を解き、いまのスコア帯と優先すべき Part が分かります。結果をもとに、毎日のおすすめ問題が決まります。
  • 毎日の演習:1セット5〜10分の演習を1日3セットまで無料で解けます。Part 1〜7 すべてに対応し、Part 別の集中練習も選べます。
  • 30問模試:約18分の30問模試を、無料プランで月2回まで受けられます。半分以上に答えると、結果に L・R・合計の予想スコアが出ます。
  • 解説:根拠ハイライト付きの解説と和訳を、無料プランで読めます。
  • スマホで完結:ブラウザで動くのでアプリのインストールは不要です。

診断は会員登録の前に受けられます。登録も無料で、クレジットカードは要りません。

できないこともあります。Otteric の診断が示すのはスコア帯で、1点単位の点数ではありません(予想スコアは30問模試の結果で見られます)。本番と同じ200問(約120分)の模試と、50問(約30分)・100問(約60分)の模試は、プレミアム(月額¥890、または年額¥7,500。税込・2026年10月時点)の機能です。無料で200問を通して解きたい場合は、上の Parroto のようなフル模試が選択肢になります。

短い診断より模試が向くとき

短い診断で足りるのは、「いまのおおよその位置」と「最初に手をつける Part」を知りたいときです。次のようなときは、模試のほうが向いています。

  • 試験日が近い:本番の条件で何点取れるかを知りたいなら、時間を計って解く模試が必要です。
  • リーディングを最後まで解けるか不安:75分で100問を解き切れるかは、通して解かないと分かりません。
  • 診断の点と本番の点に差があった:問題数の多い模試で、短い診断のぶれを確かめます。
  • 2時間は取れないが、時間配分は試したい:Otteric の30問模試(約18分)のように、本番より短い模試から始める方法もあります。

目的ごとの選び方

  • 本番の問題の形をまず見たい人:IIBC の公式サンプル問題。音声付きで、正解と解説が出ます。スコアは出ません。
  • 単語力だけを数分で測りたい人:Weblio の語彙力診断テスト。約2分半で、登録なしで受けられます。
  • 数分で点数の目安だけ知りたい人:スタディサプリのスコアレベル診断(10問)。アプリなら Santaアルク(12問・約3分)。
  • Part 別のスコアをレポートで見たい人:スタディングの20問の実力診断テスト。メールアドレスの登録が必要です。
  • スコア帯と優先すべき Part を知り、そのまま毎日の練習につなげたい人:Otteric の14問・約6分の診断。登録なしで受けられます。
  • 本番と同じ200問・120分を無料で解きたい人:Parroto の無料TOEIC模試。
  • 2時間は取れないが、時間を計って解きたい人:Otteric の30問模試(約18分・無料プランで月2回まで)。
  • 英検の級から目安を知りたい人:IIBC の CEFR 対照表で、B1 はリスニング275点・リーディング275点からです。そのうえで TOEIC 形式の診断で確かめます。

よくある質問

TOEICを受けたことがなくても、無料で今の実力を診断できるテストはありますか?

あります。2026年10月25日時点で、スタディサプリの10問のスコアレベル診断、Santaアルクの12問・約3分の診断、スタディングの20問の実力診断テスト、Otteric の14問・約6分の診断などが無料で受けられます。いずれも結果は予測や目安です。

TOEICの公式サイトに無料のサンプル問題はありますか?

あります。IIBC の公式サイトの問題形式のページから、Part 1〜7 のサンプル問題を解けます。音声付きで正解と解説が表示されますが、スコアは出ません。

登録なしで受けられる無料のTOEICレベルチェックはどれですか?

Weblio の語彙力診断テストは会員登録をしなくても受けられます。IIBC の公式サンプル問題もページ上でそのまま解けます。Otteric の約6分の診断も、会員登録の前に受けられます。スタディングの実力診断テストは、メールアドレスとパスワードでの無料登録が必要です。

無料でPart別の結果まで分かる診断はありますか?

スタディングの実力診断テストは、結果レポートに Part 別スコアと平均点が出ます。Otteric の約6分の診断では、いまのスコア帯と優先すべき Part が分かります。

無料で本番と同じ200問のTOEIC模試を受けられますか?

Parroto の無料TOEIC模試は、リスニング100問・リーディング100問の200問・120分で、10〜990点で採点されます。Otteric の200問模試はプレミアムの機能で、無料プランでは30問模試を月2回まで受けられます。

無料の診断や模試の点数と、本番のTOEICの点数が違うのはなぜですか?

本番は200問・約2時間ですが、診断の多くは10〜25問・数分で、1問の正誤で結果が大きく動き、時間の圧力や集中力の持続も測れないためです。本番に近い点を知りたいときは、時間を計って解く模試で確かめます。

英検2級くらいの力だと、TOEICは何点くらいが目安ですか?

公式の換算表はありませんが、CEFR で比べられます。英検では B1 を2級と準1級で算出でき、TOEIC の公式対照表では B1 はリスニング275〜395点・リーディング275〜380点なので、合計550〜775点が目安です(550点は B1 の下限)。

abceedの予測スコアは無料で使えますか?

abceed の公式サイトのよくある質問では、TOEIC 予測スコアとオンライン模試は有料の Pro プランの機能とされています(2026年10月25日確認)。

Otteric の実力診断は無料ですか?何が分かりますか?

無料です。リスニングとリーディングから14問・約6分の診断で、いまのスコア帯と優先すべき Part が分かり、結果をもとに毎日のおすすめ問題が決まります。診断は会員登録の前に受けられ、登録にもクレジットカードは不要です。