TOEIC アプリのおすすめ、目的別まとめ(スキマ時間・診断・解説・単語・模試)【2026年11月時点】

Otteric 編集部 ・ 公開

要約

TOEIC アプリは「いちばん良いもの」を 1 つ選ぶより、目的で選ぶほうが外れません。公式の情報で整理すると、スキマ時間なら 1 回 3 分のスタディサプリ ENGLISH の TOEIC 対策コース(月額 3,278 円・税込)か、1 セット 5〜10 分の Otteric(無料プランで 1 日 3 セット)、診断と弱点の把握なら5 分の無料診断があるスタディサプリ、約 3 分の AI スコア診断がある Santaアルク、Otteric(登録前に 14 問・約 6 分)、解説なら講義動画とセットのスタディサプリと、AI に質問できる Santaアルク、単語なら無料で始められる mikan と、市販の単語帳を使える abceed、模試なら abceed と Santaアルクの有料プラン、という分け方になります。無料で残る範囲は大きく違い、abceed は音声とマークシート、Santaアルクは登録から 24 時間のあとはおすすめ学習 1 日 1 セル、mikan は無料教材の単語学習までです。演習と 30 問模試(月 2 回)を期限なしで無料で続けられる Otteric も候補の 1 つですが、講義動画や市販教材はありません。

「TOEIC の勉強アプリ、結局どれがおすすめ?」と聞かれても、答えは目的で変わります。通勤の 10 分で進めたい人と、苦手な Part を見つけたい人と、単語だけ覚えたい人では、向いているアプリが違うからです。

このページでは、スキマ時間・診断と弱点・解説・単語・模試の 5 つの目的ごとに、abceed、スタディサプリ ENGLISH の TOEIC 対策コース、Santaアルク、mikan、Otteric を、公式サイト・公式ヘルプ・App Store の掲載で確かめた事実だけで並べます。公式に書かれていないことは「記載なし」とし、推測では埋めていません。アプリを入れて画面を見比べたわけではないので、「使いやすさ」「解説のわかりやすさ」といった中身の評価は書きません。

料金と無料の範囲の比較表(2026年11月時点)

アプリ無料で使える範囲有料の料金無料体験
abceed320 タイトル以上の教材音声(倍速・シャッフル・区間リピート)、自動採点マークシート(App Store の掲載)Pro:1 か月 3,300 円、3 か月 8,000 円、1 年 23,800 円(App Store)登録時に 3 日間の Pro トライアル(公式ヘルプ)。終了後は自動でフリープランに移り、料金は発生しない(公式ヘルプ)
スタディサプリ TOEIC 対策コース会員登録不要で一部コンテンツのアプリ学習を体験できる。5 分のスコアレベル診断は無料月額 3,278 円(税込)、6 ヶ月パック 18,348 円、12 ヶ月パック 32,736 円(Web 申込。入会金 0 円)初回の無料体験あり。期間中のキャンセルで料金はかからない
Santaアルクおすすめ学習 1 日 1 セル(登録から 24 時間は問題・単語・書籍・復習クイズも無制限。講義と実践模擬試験は使えない)3 か月 29,700 円、6 か月 49,800 円(税込)登録から 24 時間は、講義と実践模擬試験を除いて無制限
mikan無料教材の単語学習。my単語帳は月 20 語まで、単語詳細の閲覧は月 20 回までLite:1 か月 1,000 円、半年 6,000 円、1 年 7,200 円/Premium:1 か月 1,800 円、半年 9,000 円、1 年 12,000 円(税込)初めてインストールした人は Premium の機能を一時的に無料で体験できる(自動課金なし)
Otteric演習 1 日 3 セット、30 問模試 月 2 回、単語帳 100 語、診断、予想スコアとその推移、根拠ハイライト付きの解説と和訳月額 890 円、年額 7,500 円(税込。月あたり 625 円)なし(無料プランは期限なし。カード不要)

出典は各アプリの節にリンクを張っています。キャンペーンや期間限定の価格は書いていません。App Store や Google Play から申し込むと、Web と金額が違うことがあります。

目的別のおすすめ早見表

目的候補選ぶ目安
スキマ時間スタディサプリ、Otteric、mikan1 回の長さが公式に書かれているもの(3 分、5〜10 分、10 単語 30 秒)
診断と弱点スタディサプリ、Santaアルク、Otteric、abceed(Pro)登録前または無料で受けられるか、Part ごとに分かるか
解説スタディサプリ、Santaアルク、Otteric講義動画、AI への質問、和訳のどれが欲しいか
単語mikan、abceed、Otteric単語帳の種類と、無料で何語まで登録できるか
模試abceed(Pro)、Santaアルク(有料)、Otteric無料で受けられる回数と、本番と同じ 200 問があるか

スキマ時間:1 回の長さが書かれているものを選ぶ

スキマ時間には、1 回が数分で終わる作りかどうかが大切です。公式ページに書かれている長さは次のとおりです。

  • スタディサプリ:公式ページに「1回3分、スキマ時間で」とあり、講義は約 580 本です。月額 3,278 円(税込)で、入会金は 0 円です。
  • mikan:App Store の説明に「1単語3秒、10単語30秒」とあり、単語を覚えたかのチェックが短く終わります。無料でも単語学習ができます。
  • Otteric:演習は 1 セット 5〜10 分で、無料プランは 1 日 3 セットまでです。
  • abceed:1 回の長さの記載はありません。無料で残る教材音声は、通勤中の耳のトレーニングに使えます。

15 分でどこまで練習できるか、どの練習が 15 分に入るかは TOEIC を通勤の 15 分で伸ばす方法 にまとめています。

診断と弱点:まず今の実力と苦手な Part を知る

診断は、有料プランに入る前にお試しできるかが選ぶ基準になります。

  • スタディサプリ:公式ページに「5分で無料スコアレベル診断」とあります。
  • Santaアルク:App Store の掲載に「たった3分でAIスコア診断」とあります。公式ヘルプの表で無料プランの範囲を確認できます(分析の扱いは、PC 版の機能表と食い違いがあるため、Santaアルクは無料でどこまで使える? を参照してください)。
  • abceed:予測スコアは有料プランの機能です(公式ヘルプ)。
  • Otteric:会員登録の前に、リスニングとリーディングから 14 問・約 6 分で受けられます。いまのスコア帯と Part ごとの手応えが分かり、結果で毎日のおすすめ問題が決まります。プロフィールの「分析」では Part 1〜7 の正答率と、時間がかかりがちな Part(最大 2 つ)が見られます。設問タイプ別(文挿入など)の正答率はありません。

公式認定証や公式問題集から Part 別の弱点を出す方法は TOEIC の苦手な Part を知る方法、無料の診断どうしの違いは 無料の TOEIC 実力診断の比較 で扱っています。

解説:講義動画か、AI への質問か、和訳か

「解説が詳しい」は、アプリが何で補ってくれるかで 3 つに分かれます。公式から言えるのは次の範囲です。

  • スタディサプリ:関正生先生の講義(約 580 本)と、問題ごとの解説が組み合わさっています。無料で試せるのは初回の無料体験の間です。
  • Santaアルク:公式ヘルプの表では、講義は無料プランでは使えません。解説で分からないときの質問手段は TOEIC アプリの解説の比較 で詳しく扱っています。
  • Otteric:正解の根拠になる部分をハイライトした解説と、日本語の和訳が、無料プランでも読めます。講義動画はありません。
  • abceed:解説は収録している教材ごとに違うと考えられ、アプリとして共通の形は公式に書かれていません。

どのアプリも、解説の質そのものを公式の情報だけで比べることはできません。申し込む前に、同じ苦手な Part の 1 問を無料の範囲で見比べるのが確実です。

単語:無料の範囲と、使える単語帳の種類

単語は、無料で何語まで続けられるかの差が大きい目的です。

  • mikan:公式ヘルプによると、無料プランで使えるのは無料教材だけで、my単語帳は月 20 語までです。単語学習が中心の人向けの Lite は月 1,000 円、すべての教材が使い放題の Premium は月 1,800 円です。TOEIC の単語帳がどのプランの教材かは mikan は無料でどこまで使える? にまとめています。
  • abceed:App Store の説明に「「金のフレーズ」、「でる順パス単」シリーズなど、1,000冊以上の人気教材を収録」とあります。MY 単語帳は有料プランの機能です。
  • Otteric:演習で間違えた問題の単語が自動で単語帳に追加されます(設定でオフにできます)。無料は 100 語までで、超えると新しい語は追加できません。登録済みの語の復習は続けられます。
  • スタディサプリ:公式ページに単語の学習の記載はありますが、無料の範囲は記載がありません。

単語の覚え方や 1 日の量は TOEIC の単語は 1 日何語覚える? にあります。

模試:無料で受けられるか、200 問があるか

本番と同じ長さの模試は、多くのアプリで有料の機能です。

  • abceed:TOEIC オンライン模試は有料プランの機能です(公式ヘルプ)。登録時に 3 日間の Pro トライアルが付きます(公式ヘルプ)。
  • Santaアルク:実践模擬試験は、無料プランでは使えません(公式ヘルプ)。有料プランは、3 か月・6 か月プランに、返金保証があります(条件は Santaアルクは無料でどこまで使える? を参照してください)。
  • スタディサプリ:「TOEIC® L&R TEST20回分相当の問題演習」と案内されています。模試の回数・形式は公式ページに記載がありません。
  • mikan:模試の記載はありません。
  • Otteric:30 問模試(約 18 分)は無料プランで月 2 回です。プレミアムでは 30・50・100・200 問の 4 サイズ(約 18・30・60・120 分)が使え、200 問は本番と同じ構成です。結果には Part 別の正答率が出ますが、短い模試は Part ごとの問題数が少ないので目安です。

模試を無料で受ける方法は TOEIC の無料の 200 問模試 も参考になります。

Otteric はこういうアプリ

Otteric は TOEIC® L&R に絞った対策アプリで、ブラウザで動きます(インストール不要、ホーム画面に追加してアプリのように使えます)。上の比較で有料になりがちな問題演習と模試の一部を、無料プランで期限なしで使えるのが特徴です。

  • 診断:会員登録の前に、14 問・約 6 分で受けられます。
  • 毎日の演習:アプリを開くと、苦手な Part と復習のタイミングをふまえて AI が選んだ今日の 3 セットが並びます。Part 1〜7 すべてに対応し、Part 別の集中練習も選べます。試験日を設定すると、試験日から逆算して出題されます。
  • 予想スコア:解答履歴から算出され、公式スコアとの推移をグラフで比べられます。無料でも出ます。
  • プレミアム:月額 890 円、年額 7,500 円(月あたり 625 円)、どちらも税込です。演習・模試・単語帳が無制限になり、学習カレンダーも全期間になります(無料は直近 14 日分)。いつでも解約でき、解約後も無料の機能は使えます。

Otteric にできないこと

  • 講義・動画の授業はありません。講義で文法から学びたい人には、スタディサプリのような講義のあるサービスのほうが合います。
  • Speaking & Writing は対象外です。TOEIC® L&R 専用です。
  • TOEIC の公式(ETS・IIBC)の問題ではありません。公式問題集をアプリで解きたい場合は、abceed などの収録教材を使ってください。
  • 人のコーチはいません。
  • App Store・Google Play には無く、ブラウザで使います。
  • 無料プランには上限があります。演習は 1 日 3 セットまでで、超えるとその日は新しく始められません(翌日に戻ります。復習・履歴・単語帳は使えます)。模試は 30 問のみ月 2 回で、中断・破棄した回も数えます。

目的ごとの選び方

  • まず無料で試したい人:abceed のフリープラン(音声とマークシート)、mikan の無料教材、Otteric の無料プラン(期限なし・カード不要)は無料で始められます。Santaアルクは登録から 24 時間は使える範囲が広く、そのあとはおすすめ学習 1 日 1 セルになります。問題演習と模試まで期限なしで続けたいなら Otteric です。
  • 講義で一から学びたい人:講義のあるスタディサプリ(月額 3,278 円)。
  • 市販の教材をアプリで解きたい人:収録が 1,000 冊以上の abceed の Pro(1 か月 3,300 円)。
  • AI のおすすめと返金保証を重視する人:Santaアルクの 3 か月・6 か月プラン。
  • 単語中心の人:mikan から始め、TOEIC の単語帳が必要なら Lite か Premium を検討します。
  • 演習と模試を安く続けたい人:Otteric のプレミアム(月 890 円)。

なお、有料プランは月額で比べるより、期間の合計で比べるほうが差が分かります。たとえば abceed の 1 年は 23,800 円、スタディサプリの 12 ヶ月パックは 32,736 円、Otteric の年額は 7,500 円です。

よくある質問

TOEIC の勉強アプリは、目的別にどれを選べばいいですか?

スキマ時間なら 1 回 3 分と案内されているスタディサプリや、1 セット 5〜10 分の Otteric、診断と弱点なら5 分の無料診断があるスタディサプリ・約 3 分の AI スコア診断があるSantaアルクや、登録前に 14 問・約 6 分で受けられる Otteric、単語なら mikan や abceed、模試なら abceed や Santaアルクの有料プラン、無料プランの 30 問模試なら Otteric、という分け方ができます。

TOEIC アプリで、無料でどこまで使えますか?

abceed は教材音声 320 タイトル以上と自動採点マークシート、Santaアルクは登録から 24 時間のあとはおすすめ学習 1 日 1 セル、mikan は無料教材の単語学習(my単語帳は月 20 語)です。Otteric は演習 1 日 3 セット、30 問模試 月 2 回、単語帳 100 語、解説と和訳が期限なしで無料です。

abceed・スタディサプリ・Santaアルク・mikan の料金はいくらですか?

abceed の Pro は App Store で 1 か月 3,300 円・1 年 23,800 円、スタディサプリ TOEIC 対策コースは Web 申込で月額 3,278 円(税込)、Santaアルクは 3 か月 29,700 円・6 か月 49,800 円(税込)、mikan は Lite が 1 か月 1,000 円、Premium が 1 か月 1,800 円(税込)です。申し込む場所で金額が変わることがあります。

TOEIC の模試を受けられるアプリはどれですか?

abceed のオンライン模試は有料プランの機能、Santaアルクの実践模擬試験は無料プランでは使えません。Otteric は 30 問模試が無料プランで月 2 回、プレミアムで 30・50・100・200 問の 4 サイズが使えます。

Otteric の料金と、できないことを教えてください。

月額 890 円、年額 7,500 円(税込)で、無料プランも期限なしで使えます。講義動画、Speaking & Writing、TOEIC 公式の問題、人のコーチはなく、App Store・Google Play にもありません(ブラウザで使います)。