TOEIC Part 7 で時間が足りないときは?25問残る人の時間配分と、時間内に解く練習ができる教材

Otteric 編集部 ・ 公開

要約

Part 7 で25問残るときは、まず「Part 7 に何分残した状態で入っているか」と「1問に何秒かけているか」を測ってください。リーディングは75分で100問、そのうち Part 7 が54問(1つの文書29問・複数の文書25問)です。25問残る人は、複数の文書の問題にほとんど手が届いていません(IIBC 公式サイトで2026年10月26日に確認)。目安としては、Part 5 を10分、Part 6 を8分で終え、Part 7 に57分(1問あたり約63秒)を残します。時間内に解く練習には、本番形式の公式問題集、Part 7 の本番形式テスト(全54問)が入った『公式 Part 7 速読演習』(3,300円)、実戦模試3セット付きの『金の読解』(2,640円)が使えます。Otteric なら、リーディングに制限時間がある30問模試を無料で月2回受けられます。

Part 7 で時間が足りない悩みは、「急ぐと間違え、ゆっくり読むと最後が塗り絵になる」という形で出てきます。英語力が足りないせいだと考えがちですが、実際には時間の配り方・解く順番・1問に粘る癖など、英語力以外の理由も重なっています。

このページでは、Part 7 で残る問題を減らすために、次の順で整理します。

  1. いまどこで止まっているかを確かめる
  2. 原因を分ける
  3. 75分の配分を決める
  4. 時間内に解く練習をする
  5. 練習に使う教材を選ぶ

試験形式・採点・当日のルールは IIBC の公式サイトで、教材の内容と価格は各出版社・各サービスの公式ページで、いずれも2026年10月26日に確かめました。価格や内容は変わることがあるので、買う前に各社のページも見てください。時間配分の数字は公式に決まったものではなく、公式の問題数と制限時間から計算した目安です。

Part 7 で25問残るのは、どこで止まっている状態か

まず、リーディングの形式を確認します(IIBC「テストの形式と構成」)。

Part名称問題数
Part 5短文穴埋め問題30問
Part 6長文穴埋め問題16問(各長文に4問ずつ)
Part 7読解問題(1つの文書)29問
Part 7読解問題(複数の文書)25問
合計リーディング75分100問

IIBC のサンプル問題では、Part 7 は No. 147(広告1つに2問)から始まります。No. 176〜180 は広告とEメールの2つの文書、No. 196〜200 は広告・オンラインショッピングのカート・Eメールの3つの文書で、それぞれ5問ずつです。つまり、No. 147〜175 の29問が1つの文書、No. 176〜200 の25問が複数の文書です。

「25問残ってタイムアップ」は、1つの文書の問題をなんとか終えたところで時間が切れている状態です。2つ・3つの文書を読み比べる問題には、ほぼ手をつけられていません。

いまのペースは、次のように計算できます。たとえば Part 5・6 に25分かかったとすると、Part 7 に残るのは50分です。その50分で29問を解いたなら、1問あたり約103秒です。Part 7 を最後まで解くには、1問あたり約63秒(57分÷54問)まで縮める必要があります。差は1問あたり約40秒です。自分の数字を入れて計算すると、どこを縮めればよいかが見えてきます。

Part 7 で時間が足りなくなる5つの原因

時間切れの原因は、1つとは限りません。多くの場合、次の5つのうちいくつかが重なっています。

  1. Part 5・6 で時間を使いすぎている。 Part 7 に入った時点で、残り時間がすでに50分を切っているパターンです。Part 7 の読み方を直す前に、Part 7 に持ち込む時間を増やす必要があります。
  2. 英文を後ろから訳して読んでいる。 日本語の語順に並べ替えてから理解しようとすると、1文ごとに目が行ったり来たりします。文書が長い Part 7 では、この差が積み重なります。
  3. 本文を全部読んでから設問を見て、もう一度読み直している。 設問を見たあとで本文に戻り、答えの場所を探し直すので、同じ文書を2回読むことになります。
  4. 迷った1問に何分も使っている。 選択肢を2つに絞ってから悩み続ける時間は、本人が思うより長くなりがちです。その1問のために、後ろの5問を解く時間がなくなります。
  5. 言い換えや、文書どうしの情報の関連付けで止まっている。 本文と選択肢で表現が言い換えられていると、根拠が見つからずに読み返してしまいます。

5について、IIBC はスコア帯ごとのレベル別評価で、リーディング 320〜225 の弱点として次の3つを挙げています。

  • 「言い換え、または情報の関連付けが必要な推測ができない」
  • 「解答するときは、問題に使用されているのと同じ単語や句を文章の中から探すことに頼ることが多い」
  • 「二つ以上の文にわたって情報を関連付けることができないことが多い」

たとえば合計600点をリスニングとリーディングで半分ずつ取るなら、リーディングは300点前後で、この帯に入ります。複数の文書の問題は、まさに文書をまたいで情報を結びつける力を問うので、ここで時間がかかるのは自然なことです。

時間切れか、読めていないのかを先に分ける

原因によって練習が変わるので、対策の前に一度測ります。公式問題集の1回分のリーディングを使って、次の手順で確かめます。

  1. リーディングだけを75分で解く。 時計を見て、Part 6 を終えた時刻と、No. 175 を終えた時刻をメモします(本番では問題用紙に書き込めませんが、練習では構いません)。
  2. 75分で止め、どこまで進んだかに印をつける。 残った問題は、そのまま空けておきます。
  3. 残った問題を、時間を計らずに解く。 解き終わったら、残った問題も含めて答え合わせをします。
  4. 結果を次の表で分ける。
結果原因主な対策
Part 7 に入った時点で残り50分未満Part 5・6 の時間Part 5 を1問20秒で解く練習
時間をかければ、残った問題の多くが解けた読む速さ・解く手順文書ごとに時間を計る練習、設問を先に見る解き方
時間をかけても、残った問題をかなり落とした語彙・文法・読解力精読と単語。時間を計る練習はそのあと
1つの文書の問題でも誤答が多い急いで読み飛ばしている根拠を本文で確かめる練習

時間をかけても解けない問題は、速く読む練習をしても取れるようにはなりません。この見極めをしないまま「速読」だけを続けると、急いで間違える問題が増えるだけになりがちです。Part ごとの弱点の調べ方は、苦手な Part を知る方法の記事で詳しく扱っています。

リーディング75分の時間配分の目安

公式の配分はありません。100問を75分なので、1問あたりの平均は45秒です。Part 7 に57分を残す場合の、配分の一例は次のとおりです。

区切り問題数時間の目安1問あたり開始からの経過
Part 530問10分20秒10分
Part 616問8分30秒18分
Part 7(1つの文書)29問27分約56秒45分
Part 7(複数の文書)25問30分72秒75分

Part 5・6・7 の配分は、TOEIC 直前2週間の対策の記事の目安(Part 5 を10分、Part 6 を8分、Part 7 を57分)と同じです。このページでは、Part 7 をさらに2つに分けました。複数の文書は読む量が多いので、1問あたりの時間を長めにとっています。

使い方のコツは、リーディングを始めた時刻に、10分・18分・45分を足した時刻を決めておくことです。たとえばリーディングを11:05に始めたなら、11:15に Part 5 を終え、11:23に Part 7 に入り、11:50に No. 176 に入るのが目安です。

本番は試験中に時刻のアナウンスがなく、腕時計が持ち物に入っています。携帯電話・ストップウォッチ・スマートウォッチなどは時計として使えません(IIBC「受験当日について」)。練習のときから、腕時計を見て区切りの時刻を確かめる習慣をつけておきます。

文書1つあたりの目安は「設問数×1分」と考えると、練習中にも使いやすくなります。2問の文書なら2分、5問の複数の文書なら5〜6分です。目安を大きく過ぎたら、その文書の残りの設問はいったんマークして次に進みます。

最初からこの配分で解けなくても構いません。いまの自分の数字から始めて、まず Part 5・6 を合計20分以内に収めることを目標にすると、Part 7 に入るときの残り時間が55分以上になります。

600点が目標なら、全部解き切らなくてもいい

600点を目指す段階で、54問すべてを丁寧に解き切る必要はありません。大事なのは、解ける問題を時間切れで落とさないことです。

  • 誤答は減点されません。 IIBC は「誤った解答は減点されませんので、答えに迷った場合でもどれか1つにマークすることをお勧めします」としています(IIBC「テスト結果について」)。4択なので、手をつけられなかった25問にマークするだけでも、確率の上では4問に1問、6問ほどは正解が見込めます。空欄のまま終えるのがいちばん損です。残り1〜2分になったら、解いていない問題にすべてマークします。
  • 解ける問題から確実に取る。 Part 5・6 を時間内に終え、1つの文書の29問を丁寧に取るほうが、急いで全部に目を通すより点になりやすいです。
  • 複数の文書でも、1つの文書だけで解ける設問がある。 IIBC のサンプル問題でも、No. 176 は「According to the advertisement」と、広告だけを見れば答えられる形です。No. 196 も、広告の中の単語の意味を問う設問です。時間が足りないときは、設問を先に見て、どの文書を読めばよいかが書かれている設問から解きます。
  • 残る問題数は、段階的に減らす。 25問残る人が、いきなり0問を目指すのは現実的ではありません。「次の練習では15問、その次は5問」というように、通しの練習ごとに目標を決めると、配分の見直しが続けやすくなります。

600点までの勉強時間の目安と、リーディングの伸ばし方は TOEIC 600点までの期間の記事にまとめています。

時間内に解く力をつける練習のしかた

時間内に解けるようになるには、「時間を計って解く」と「時間を止めて読み直す」をセットで繰り返すのが基本です。

毎日の練習(20〜30分)

  1. 文書を1〜2つ、時間を計って解く。 目安は設問数×1分です。最初は少し超えても構いません。
  2. 時間を止めて、もう一度読む。 間違えた設問だけでなく、正解した設問も、根拠が本文のどこにあるかを確かめます。根拠をすぐ見つけられなかった設問は、本文と選択肢でどう言い換えられていたかを書き出します。
  3. 英文を前から読み直す。 意味のまとまりごとに区切って、日本語に並べ替えずに理解できるまで読みます。音声つきの教材なら、音声に合わせて読む・音読するのも効果があります。
  4. Part 5 を10問、1問20秒で解く。 Part 7 に持ち込む時間を増やすための練習です。

週1回の練習(75分)

公式問題集のリーディングを75分で通して解きます。上の配分表の時刻に、どこまで進めていたかを記録します。残った問題数が先週より減っているか、どの区切りで遅れたかを確かめます。

1か月で取り組むなら

時期やること
1週目リーディングを75分で1回解き、時間切れと誤答を分ける。Part 5・6 の時間を測る
2〜3週目毎日の練習(文書1〜2つ+Part 5 を10問)。週末にリーディング75分を1回
4週目別の回のリーディングを75分で解き、1週目より残りが減ったかを確かめる。直前は新しい教材を増やさない

1か月で英語を読む速さそのものが大きく変わるとは限りません。それでも、Part 5・6 の時間を縮め、迷った問題を捨てる判断ができるようになれば、Part 7 で解ける問題は増やせます。

Part 7 の練習に使える問題集・アプリの比較

2026年10月26日時点で、各出版社・各サービスの公式ページ(App Store の掲載を含む)で確かめた内容です。

教材種類料金(税込)時間を計って解く形Part 7 で練習できること向いている人
公式問題集13書籍(IIBC)書籍3,630円・アプリ版3,300円(いずれも税込)本番と同じ200問×2回分。時間は自分で計る本番形式の Part 7(54問)を2回分本番と同じ75分で通して解きたい人
TOEIC 公式教材アプリアプリ(IIBC)アプリは無料。教材はアプリ内で購入模試モードはタイマー付きで200問公式問題集の Part 7 をパートごとにも解ける(学習モード)スマホで時間を計って公式問題を解きたい人
公式 Part 7 速読演習書籍(IIBC)3,300円Part 7 の本番形式テスト1回分(全54問)3種類の速読トレーニング、文書の種類別の9ユニット、全文書の読み上げ音声読む速さそのものを上げたい人
金の読解書籍(朝日新聞出版)2,640円実戦模試3セットPart 7 の問題を大量に解ける。全問の音声付き問題の量をこなしたい人
初心者特急パート7書籍(朝日新聞出版)880円記載なし難易度を徐々に上げる構成。チャット・文挿入・3文書問題にも対応長文そのものに慣れていない人
abceed教材アプリフリーは無料。Pro は1か月3,300円・1年23,800円(月あたり約1,983円)オンライン模試は Pro市販教材600冊以上の使い放題(Pro)。フリーは自動採点マークシートと学習時間の計測市販の問題集をアプリでまとめて使いたい人
スタディサプリ講座アプリベーシックプラン月額3,278円。初回1週間無料時間を計る演習の記載なしパート別演習問題(20回分相当の問題演習)講義と演習を毎日少しずつ進めたい人
Otteric演習・模試アプリ無料(プレミアムは月額¥890・年額¥7,500、2026年10月時点)30問模試(約18分)はリーディングに制限時間。200問模試はプレミアムPart 7 の Part 別練習、根拠ハイライト付きの解説と和訳毎日5〜10分ずつ、時間を意識して解きたい人

問題集・アプリごとの特徴

公式問題集13と公式教材アプリ:本番と同じ75分を測る

「Part 7 が何問残るか」を正しく測るには、本番と同じ作り手の問題で、リーディング100問を75分で解くのがいちばん確実です。公式問題集13は2026年10月発売で、テスト2回分(計400問)が入っています。IIBC の教材一覧によると、リーディングの一部の読み上げ音声も特典としてダウンロードできます。

TOEIC 公式教材アプリは、模試モードで「タイマー機能で時間を計りながら、本番同様に200問を体験できます」と案内しています。学習モードでは、問題やパートごとに自分のペースで解き進められます。模試モードと学習モードを使うには、アプリ内で教材を買う必要があります。App Store の掲載では、公式問題集13が ¥3,300 です。アプリ限定の「サクッとシリーズ」(約15問・学習時間5〜15分)には Part 7 も加わっています。

公式 Part 7 速読演習:「最後まで解き終わらない」に絞った1冊

『公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習』は2022年12月発売で、3,300円(税込)です。IIBC は「「最後まで解き終わらない」悩みをこの本が解決」と紹介しています。中身は3章に分かれています。

  • 第1章:「スラッシュ読み」「虫食い読み」「日本語先読み」の3種類のトレーニングを学ぶ
  • 第2章:Eメールや記事など、文書の種類ごとの9ユニットで、効率的な読み方と設問の解き方を5つのステップで身につける
  • 第3章:ETS が本番と同じプロセスで作った Part 7 の全54問に取り組み、時間配分などを最終確認する

全文書の読み上げ音声をダウンロードでき、別冊「Part 7 厳選フレーズ 200」が付いています。IIBC の学習記事「TOEIC L&R の勉強は何から始めればいい?」でも、Part 7 は「小問計54題を解ききらなくてはなりません」としたうえで、この本を紹介しています。

金の読解と初心者特急パート7:量をこなす本と、慣れるための本

朝日新聞出版の『TOEIC L&R TEST 出る問超特急 金の読解』(TEX 加藤著、2024年9月6日発売、608ページ、2,640円)は「パート7対策の決定版。実戦模試3セット付き」とうたう、Part 7 だけの問題集です。全問に無料の音声が付きます。1つの文書の問題は解き切れるけれど、複数の文書で時間が足りない人が、問題の数をこなすのに向いています。

同じ出版社の『TOEIC L&R TEST 初心者特急パート7』(神崎正哉・TEX 加藤・Daniel Warriner 著、2019年12月20日発売、新書判296ページ、880円)は、「読解問題が苦手な初心者向け」の本です。問題の難易度を徐々に上げる作りで、チャット問題・文挿入問題・3文書問題にも対応しています。リーディングで Part 7 にほとんど進めない段階なら、こちらから始めるほうが続けやすいはずです。

abceed とスタディサプリ:アプリで続けたい人向け

abceed は、フリープランで自動採点マークシートと学習時間の計測が使えます。教材600冊以上の使い放題とオンライン模試は Pro の機能で、料金は1か月3,300円・1年23,800円(月あたり約1,983円)です。紙の問題集を解いて答え合わせだけをアプリに任せる、という使い方なら無料でもできます。無料で使える範囲は abceed の無料プランの記事にまとめています。

スタディサプリの TOEIC L&R TEST 対策コースには「パート別演習問題」があり、「TOEIC® L&R TEST20回分相当の問題演習」と案内されています。ただし、公式ページには、時間を計って解く演習や模試の記載は見当たりませんでした。プランの違いは スタディサプリ TOEIC のプランの記事にあります。

同じことを Otteric でやると

Otteric は、ブラウザで使う TOEIC L&R 対策のアプリです。Part 7 の時間不足に関係するのは、次の機能です。

  • 30問模試(約18分)は、リーディングに制限時間があります。 リーディング部分は11分で、時間が来ると終了します。無料プランで月2回まで受けられ、結果に予想スコアが出ます。2時間取れない日に、時間に追われて解く感覚を確かめるのに使えます。
  • Part 7 だけを選んで練習できます。 Part 1〜7 のすべてに Part 別の練習があり、1セットは5〜10分です。無料プランでは、演習を1日3セットまで解けます。
  • 解説で、根拠の場所と時間を確かめられます。 Part 7 の解説では、本文中の解答の根拠がハイライトされ、和訳も読めます。設問ごとに、かかった時間と目標の時間(Part 7 は1問60秒)が並びます。
  • 約6分の診断で、優先すべき Part が分かります。 14問の診断は会員登録の前に受けられます。

できないこともあります。

  • 無料プランの模試は30問だけです。 リーディング75分を含む200問模試(約120分)は、プレミアム(月額¥890、年額¥7,500。税込・2026年10月時点)の機能です。
  • 紙のマークシートで解く練習はできません。 紙と鉛筆で75分を通す練習には、公式問題集の書籍が向いています。
  • 速読のトレーニング法を順に学ぶ教材ではありません。 スラッシュ読みなどの読み方を体系立てて身につけたいなら、『公式 Part 7 速読演習』のような書籍が向いています。

目的・レベルごとの選び方

  • まず、自分が何問残るかを正確に知りたい人:公式問題集13(書籍かアプリ版)で、リーディングを75分で解く。
  • 時間をかければ解けるのに、読むのが遅い人:『公式 Part 7 速読演習』。読み方の練習から、全54問の本番形式テストまでがそろっています。
  • 1つの文書は終わるが、複数の文書で時間切れになる人:『金の読解』で、実戦模試3セット分の問題をこなす。
  • リーディングで Part 7 にほとんど進めない人:まず Part 5・6 の時間を縮める。Part 7 は『初心者特急パート7』のように、易しい問題から慣れる。
  • 市販の問題集をアプリでまとめて使いたい人:abceed の Pro(1か月3,300円・1年23,800円、月あたり約1,983円)。
  • 毎日5〜10分ずつ、時間を意識して Part 7 を解きたい人:Otteric の Part 別練習(無料で1日3セット)と、30問模試(無料で月2回)。
  • 試験まで2週間を切っている人:新しい教材を増やさず、直前2週間の対策のように、公式問題集の通しと復習に絞る。

試験当日、Part 7 で慌てないために

最後に、本番で時間配分を守るために知っておきたいルールです(IIBC の注意事項、受験当日について)。

  • 問題用紙には書き込めません。 「問題用紙への書き込み・解答用紙の所定欄以外への書き込み」は禁止です。本文に線を引いたり、設問に印をつけたりはできないので、練習のときから書き込まずに解く習慣をつけます。
  • リスニングの時間にリーディングを解くことはできません。 「リスニングテスト中にリーディングセクションの問題内容を見るもしくは解答する行為」は禁止です。使える時間は、リーディングの75分だけです。
  • 腕時計を持っていきます。 試験中に時刻のアナウンスはありません。配分表の区切りの時刻は、自分の腕時計で確かめます。
  • 最後は必ず全部マークします。 誤答は減点されないので、残り1〜2分になったら、解いていない問題にもどれかをマークします。

よくある質問

TOEIC の Part 7 で時間が足りないときは、まず何をすればいいですか?

リーディングを75分で解き、Part 7 に入った時刻と、時間切れで残った問題数を記録してください。残った問題を時間を計らずに解き直し、解けるなら読む速さや解く手順の問題、解けないなら語彙や読解力の問題です。原因によって練習が変わります。

TOEIC 600点を目指していて、Part 7 で25問くらい残ります。どう対策すればいいですか?

Part 7 は54問で、後ろの25問(No. 176〜200)が複数の文書の問題です。まず Part 5・6 を合計20分以内に収めて Part 7 に55分以上を残し、1つの文書の29問を確実に取ります。誤答は減点されないので、残った問題も必ずマークしてください。残りは15問、5問と段階的に減らしていきます。

TOEIC のリーディング75分の時間配分の目安は?

公式の配分はありません。100問を75分なので、1問あたりの平均は45秒です。一例として Part 5 を10分、Part 6 を8分、Part 7 を57分とし、Part 7 は1つの文書の29問に27分、複数の文書の25問に30分を当てる方法があります。

TOEIC の Part 7 は1問何秒で解けばいいですか?

Part 7 に57分を残す場合、54問で1問あたり約63秒です。読む量の多い複数の文書は1問72秒、1つの文書は1問約56秒が目安です。練習では「設問数×1分」を文書ごとの目安にすると使いやすくなります。

TOEIC の Part 7 の読解スピードを上げる問題集は?

読み方から練習したいなら、IIBC の『公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習』(3,300円・税込)があります。3種類の速読トレーニングと、Part 7 全54問の本番形式テストが入っています。問題の量をこなしたいなら、実戦模試3セット付きの『金の読解』(朝日新聞出版、2,640円・税込)があります。

TOEIC のリーディングで最後まで解き終わりません。1か月で何ができますか?

1週目に75分で解いて時間切れと誤答を分け、2〜3週目は毎日 Part 7 の文書を1〜2つ時間を計って解き、Part 5 を1問20秒で解く練習をします。4週目に別の回を75分で解き、残りの問題数が減ったかを確かめます。

Part 7 で時間切れになったら、残りの問題は空欄のままでいいですか?

空欄にしないでください。IIBC は、誤った解答は減点されないので、答えに迷った場合でもどれか1つにマークすることを勧めています。4択なので、確率の上では4問に1問ほどの正解が見込めます。

TOEIC の本番で Part 7 の問題用紙に線を引いたりメモしたりできますか?

できません。IIBC の注意事項で、問題用紙への書き込みと、解答用紙の所定欄以外への書き込みは禁止されています。練習のときから、書き込まずに解く習慣をつけておくと安心です。

Otteric で Part 7 の時間内に解く練習はできますか?

できます。Part 7 だけを選ぶ Part 別練習が無料で1日3セットまで使え、解説では根拠のハイライトと、設問ごとのかかった時間と目標の時間(Part 7 は1問60秒)を確かめられます。リーディングに制限時間がある30問模試は、無料で月2回受けられます。リーディング75分を含む200問模試はプレミアムの機能です。