TOEICのリーディングが伸びない・リスニングより低いときは?単語帳と文法書の次にやる問題集とアプリ

Otteric 編集部 ・ 公開

要約

単語帳と文法書を終えたのにリーディングが伸びないときは、覚えた知識を TOEIC の問題形式で、時間内に使う練習がまだ足りていない可能性があります。次にやるのは、① 本番形式で一度解いて、Part 5・6・7 のどこで落としているかを分ける → ② 落としている Part の問題集を1冊 → ③ 解いた英文を「通し読み → 精読 → 通し読み」で読み直す → ④ 75分を計って解く の順です。リーディングがリスニングより低いこと自体は珍しくなく、2025年度の公開テストの平均もリスニング337点・リーディング279点でした。問題集は、リーディング全体を底上げするなら IIBC の『公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編』(350〜700点レベル・3,300円・税込)、Part 5 なら『初心者特急パート5』(858円)、Part 7 なら『初心者特急パート7』(880円)か『公式 Part 7 速読演習』(3,300円)が合います(2026年10月27日に IIBC と各出版社のページで確認)。

「単語帳と文法書を3ヶ月回したのに、模試のリーディングが伸びない」「リスニングはそこそこ取れるのに、リーディングだけかなり低い」。TOEIC の勉強を始めて最初にぶつかりやすい壁です。単語も文法も「見れば分かる」のに点にならないのは、勉強が足りないというより、知識を問題の形で使う練習に移る時期が来ている合図です。

このページでは、リーディングがリスニングより低くなる理由と、単語帳・文法書の次に何をやるかを整理し、リーディング対策に使える問題集・アプリを比べます。TOEIC の公式データと教材の内容・価格は、2026年10月27日に IIBC の公式サイト、各出版社のページ、App Store で確かめました。価格は変わることがあるので、買う前に出版社のページも見てください。Part 5 と Part 7 の細かい解き方は、それぞれ Part 5 の解き方と Part 7 の時間配分の記事にまとめています。

リーディングがリスニングより低いのは珍しくない

まず、リスニングとリーディングの差がどのくらい普通のことなのかを、IIBC の TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026 で確かめます。公開テストの平均スコアは次のとおりです。

年度・区分受験者数リスニングリーディング差
2023年度 全体746,178人335点278点57点
2024年度 全体735,425人336点279点57点
2025年度 全体755,473人337点279点58点
2025年度 社会人308,493人353点296点57点
2025年度 学生434,399人325点267点58点

3年続けて、平均でリーディングがリスニングより60点近く低くなっています。社会人でも学生でも同じ傾向です。2025年度の平均の合計は616点なので、600点前後の人は「リスニングのほうが高い」内訳になっていても不思議ではありません。

つまり、差があること自体を心配する必要はありません。考えるべきなのは、差が平均より大きいかどうかと、リーディングのどこで点を落としているかです。600点までの期間や、合計スコアの目安は TOEIC 600点までの期間の記事で詳しく扱っています。

単語帳と文法書を回しても伸びない4つの原因

IIBC の記事 TOEICリーディング|読み取りでつまずく原因別に、「対策」で終わらない効果的な学習法を紹介は、リーディングでつまずく主な原因を次の4つに分けています。

  1. 知らない単語が多い
  2. 文法理解が不足している
  3. 文脈や文章構成を把握できていない
  4. 読むスピードが追いついていない

単語帳と文法書を3ヶ月回した人は、1と2の土台はできてきています。それでも点が伸びないなら、残っているのは次のどれかです。

  • 単語を「見出し語」でしか覚えていない:単語帳では分かるのに、本文の中や言い換えられた選択肢では気づけない状態です。IIBC も、単語は「用例もあわせて覚えていく」ことを勧めています。
  • 文法を「知識」でしか持っていない:文法書の例文なら分かるのに、Part 5 の4択や長い文の中では、どの文法が問われているかに気づけない状態です。
  • 3と4が手つかず:単語帳と文法書では、まとまった英文を読む練習も、時間を計る練習もしていません。Part 7 だけで54問あり、リーディングは75分で100問です。

IIBC のレベル別評価の一覧表を見ると、この点数帯で何が足りないかがはっきりします。たとえば、合計600点前後の人のリーディングが入りやすい2つの帯は、次のように書かれています(IIBC の表からの抜き出しです)。

リーディングのスコア帯できること(長所)苦手なこと(弱点)
225〜320文章中に使われているのと同じ表現が問題に使用されているときは、事実に基づく情報に関する問題に正答できる言い換え、または情報の関連付けが必要な推測ができない。二つ以上の文にわたって情報を関連付けることができないことが多い
325〜420言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる文章内の広い範囲にわたる情報を関連付けることができない

225〜320点から上がるときに越えるのは、「本文と同じ言葉を探して答える」から「言い換えに気づき、2文以上をつないで読む」への壁です。これは単語帳と文法書だけでは練習しにくい部分です。

まず、どこで落としているかを分ける

次の教材を選ぶ前に、リーディングの100問のどこで点を落としているかを確かめます。まだ受験していない人は、なおさら一度本番形式で解いておくと、選ぶ教材がはっきりします。

やり方は、公式問題集のリーディング1回分(100問)を 75分を計って解き、Part 5(30問)・Part 6(16問)・Part 7(54問)ごとに正答数を数えるだけです。時間内に解けなかった問題は、印をつけてから時間を気にせず最後まで解き、「時間切れで落とした問題」と「時間があっても落とした問題」を分けます。Part ごとの弱点の見つけ方は 苦手な Part を知る方法でも比べています。

結果は、次のように読みます。

結果原因として多いこと次にやること
Part 5 の正答が半分前後文法の知識を問題で使えていない。語彙問題で単語の使い方を知らないPart 5 形式の問題集を1冊。解き方は Part 5 の解き方
Part 5 は取れるが、Part 6・7 で落とす2文以上をつなげて読めていない。言い換えに気づけない解いた英文の精読と読み直し(次の節の手順2)
時間があれば解けるが、Part 7 が20問以上残る読む速さ。Part 5・6 に時間をかけすぎている時間を計る練習。配分は Part 7 の時間配分
時間をかけても Part 7 で半分以上落とす長文を読む練習そのものが足りない易しめの Part 7 の問題集で、文書に慣れる

単語帳・文法書の次にやること

手順1:落としている Part の問題集を1冊だけ足す

上の表で多く落としていた Part に絞って、問題集を1冊足します。IIBC の勉強法の記事も、苦手な問題形式が分かっている場合は「その形式を集中的に解いていくこと」を勧め、「解きっぱなしにせず、間違えた問題の解説を読んで理解を深めることが大切」としています(社会人向けの勉強法の記事)。

文法書を終えた直後なら、Part 5 の問題集で「文法書のどの章の知識が問われているか」を確かめながら解くと、文法書の内容が問題で使える形に変わっていきます。間違えた問題は、文法書の該当する章に戻って読み直します。

手順2:解いた英文を「通し読み → 精読 → 通し読み」で読み直す

問題を解いて答え合わせをしたら終わり、にしないのがこの段階でいちばん大事なところです。IIBC のリーディング対策の記事は、次の読み方を紹介しています。

  1. 通し読み:英文を一通り読んで、全体の内容をつかむ。
  2. 精読:単語の意味や和訳を確かめながら、分からなかった文を1文ずつ読む。
  3. もう一度通し読み:疑問が解けた状態で読み直し、文脈が分かるかを確かめる。

こうすると、同じ英文を最低3回読むことになります。精読では、「なぜその選択肢が正解か」を本文のどの文が根拠かで説明できるようにします。言い換えに気づけなかった問題は、本文の表現と選択肢の表現を並べて書き出しておくと、単語帳とは別の「言い換えのメモ」になります。

同じ記事は、意味を理解した英文を音声に合わせて読むオーバーラッピングやシャドーイングも勧めています。公式問題集 13 にはリーディングセクションの一部の音声が特典としてついているので(IIBC の紹介ページ)、リーディングの英文で音読の練習ができます。リスニングが得意な人は、耳から入る英語の力を読む速さにつなげやすい練習です。

手順3:週に1回、75分を計って解く

最後に、リーディングを本番と同じ75分で通して解く練習を入れます。最初の1回で時間が足りなくても、手順1・2を続けながら週に1回ずつ解くと、Part 5・6 にかけている時間と Part 7 の残り問題数の変化が見えます。IIBC の記事も「Part 7にじっくりと取り組むには、Part 5・6を速く正確に解くことができるかがカギ」としています。時間配分の目安は Part 7 の時間配分にまとめています。

3ヶ月で600点を目指す未受験の人の場合

単語帳と文法書の3ヶ月が終わって、まだ受験していない人なら、次の並べ方が一例です。1日1時間前後を想定した例で、進み方は人によって違います。

時期やること
1週目公式問題集でリーディング1回分を75分で解き、Part 5・6・7 の正答数を数える。リスニングも解いておくと、合計の見当がつく
2〜6週目落としている Part の問題集を1冊。解いた英文は「通し読み → 精読 → 通し読み」。単語帳は毎日短く続ける
7週目以降週1回、リーディングを75分で解く。最後に公式問題集の残りの1回分で、1週目からの変化を確かめる

並行して、試験日を決めて申し込んでおくと、逆算して計画が立てられます。初めての受験の流れは 初めての TOEIC は何から始める?にまとめています。

リーディング対策の問題集・アプリの比較表

単語帳と文法書の次に使える問題集とアプリを比べます。価格は税込で、2026年10月27日に IIBC・各出版社・App Store のページで確かめたものです。IIBC の書籍の価格は IIBC の英語版の教材一覧、ほかの書籍は各出版社のページ、アプリ内の教材の価格は App Store のTOEIC 公式教材アプリの掲載ページ、対象レベルは IIBC の日本語の教材ページの記載です。

種類教材対象・特徴(出版社・IIBC の説明)中身価格(税込)向いている結果
公式教材公式 プラクティス リーディング編(IIBC)「350~700点レベルで、リーディングに特化してじっくり学習したい方向け」公式問題318問。20ユニット・ミニテスト4回・ファイナルテスト。ワークブック形式3,300円Part 5〜7 をまんべんなく底上げしたい
公式教材公式 トレーニング 2 リーディング編(IIBC)「たくさん(377問)のリーディングの『公式』問題を解いて鍛えられる」377問を20セット。正解・和訳は別冊2,200円公式の問題を量で解きたい
公式教材公式 650+(IIBC)「650点になかなか到達できない方」必答140問を中心に Part 1〜7 の262問、本番形式テスト1回分(200問)と参考スコア範囲の換算表3,300円リスニングも含めて600〜650点を狙う
公式教材公式 Part 7 速読演習(IIBC)「Part 7を全問解き切るための速読スキルを身に付けたい方向け」速読の基礎トレーニング3種、文書タイプ別9ユニット、Part 7 の本番形式テスト54問3,300円Part 7 が時間内に終わらない
公式問題集公式問題集 13(IIBC)本番と同じ形式テスト2回分(400問)、参考スコア範囲の換算表、リーディングの一部の音声(特典)書籍3,630円・アプリ版3,300円現在地を測る・75分の練習
Part 5初心者特急パート5(朝日新聞出版)「リーディング問題、特に文法が苦手な初心者向け」問題と、本番で問われる基本の文法の解説。音声は無料858円Part 5 が半分前後
Part 5文法問題 でる1000問(アスク出版)「Part 5で出題される文法事項を網羅した1冊」1049問、見開きで問題と解説、別冊の「1000本ノック」2,530円Part 5 の量をこなしたい
Part 7初心者特急パート7(朝日新聞出版)「読解問題が苦手な初心者向け」難易度を徐々に上げる構成。チャット・文挿入・3文書問題にも対応。音声は無料880円長文そのものに慣れていない
Part 7出る問超特急 金の読解(朝日新聞出版)「パート7対策の決定版」実戦模試3セット2,640円Part 7 の問題を量で解きたい
アプリTOEIC 公式教材アプリ(IIBC)公式教材の利用者公式問題集の音声は無料。模試モード・学習モードは教材の購入が必要。「サクッと」シリーズは1回5〜15分無料(教材は購入。サクッとシリーズ550円〜、Part 5 完成60問の4冊セット1,650円)スマホで公式問題を Part ごとに解きたい
アプリabceed市販教材をアプリで使いたい人無料で教材音声320タイトル以上・自動採点マークシート。Pro で610冊以上の教材が使い放題、予測スコアPro 1か月3,300円・1年23,800円(App Store)手持ちの問題集をアプリで採点したい
アプリスタディサプリ TOEIC 対策コース講義で学びたい人約580本の講義(1回5分、文法・単語やパート別の対策)、パート別演習問題(20回分相当)月額3,278円(Web 申込。初回1週間無料)文法を講義で学び直しながら解きたい
アプリSantaアルクAI 診断で弱点を知りたい人「3分でできるAIスコア診断」(App Store)。分析は無料プランでも無制限。無料プランは登録から24時間後、おすすめ学習1日1セルまで(公式ヘルプ)3か月29,700円・6か月49,800円(公式ヘルプ)弱点の分析を見ながら解きたい
アプリOttericTOEIC の問題を毎日少しずつ解きたい人14問・約6分の診断、Part 5〜7 の Part 別練習(1セット5〜10分)、30問模試無料(プレミアム月額890円・年額7,500円、2026年10月時点)毎日の演習と解説の読み直し

表から分かるのは、リーディング全体を順に底上げする教材は公式の『プラクティス リーディング編』、Part を絞る教材は Part 5・Part 7 の専用書、本番形式で測る教材は公式問題集、という役割の違いです。アプリの多くは「問題を解く」「採点する」側の道具なので、手順2の精読は、和訳と解説がついた教材でじっくり行います。アプリの無料範囲の違いは TOEIC 対策アプリの無料範囲の比較で詳しく比べています。

問題集・アプリの選び方のポイント

公式教材:本番と同じ問題で、段階を分けて練習できる

IIBC の公式教材は、問題をすべて TOEIC を開発している ETS が作っています。リーディングに特化したもののうち、Part を絞らずに練習できるのは『プラクティス リーディング編』と『トレーニング リーディング編』(初代と 2)です。Part 7 だけなら『Part 7 速読演習』があります。

  • **『プラクティス リーディング編』**は、ユニット学習・ミニテスト・ファイナルテストの3段階で進むワークブックです。IIBC の記事では『プラクティス』シリーズが、読み取れなかった箇所を残さない練習に使う教材として紹介されています。単語帳と文法書の次の1冊として、Part を絞らずに進めたい人に向いています。
  • **『トレーニング 2 リーディング編』**は、Part をまぜた20セットを1日1セットずつ解く構成で、377問あります。解説の量より問題の量を重視したい人向けです。

IIBC の『650+』の紹介ページでは、650点の壁を越えられない人向けの教材として紹介されています。リスニングも含めた合計で600点を狙うなら、本番形式テストつきの『650+』も候補になります。350〜500点からの順番は TOEIC 350点から500点への独学にまとめています。

Part 5 と Part 7 の専用書:落としている Part だけを集中して

  • **『初心者特急パート5』**は、出版社が「特に文法が苦手な初心者向け」としている本で、問題と一緒に本番で問われる基本の文法も紹介しています。文法書を終えた直後に、知識を問題形式で使う最初の1冊として合います。
  • **『文法問題 でる1000問』**は1049問を収録した Part 5 の問題集です。分量が多いので、Part 5 の正答が7割前後まで来てから、量で仕上げる段階で使うほうが無理がありません。
  • **『初心者特急パート7』**は、難易度を徐々に上げる構成の Part 7 の対策書です。長文を前にすると手が止まる人に向いています。
  • **『金の読解』と『公式 Part 7 速読演習』**は、読めるようになったあとで、量と速さを上げる段階の本です。

アプリ:スキマ時間で解く量を増やす

アプリは、通勤や昼休みに問題を解く量を増やすのに向いています。公式の問題を Part ごとに短く解くなら TOEIC 公式教材アプリの「サクッと」シリーズ(IIBC のアプリの勉強法の記事によると、基礎・標準・発展の3段階)、手持ちの問題集をアプリで採点するなら abceed の無料のマークシート、講義で文法を学び直しながら解くならスタディサプリ、という分け方ができます。どのアプリでも、解いたあとに手順2の読み直しをするかどうかで効果が変わります。

同じことを Otteric でやると

Otteric は、ブラウザで使う TOEIC L&R 対策アプリです。上の手順のうち、「毎日解いて、解説で読み直す」部分に使えます。

  • Part 5・6・7 を選んで練習できます。 Part 1〜7 のすべてに Part 別の練習があり、1セットは5〜10分です。無料プランでは演習を1日3セットまで解けます。
  • Part 6・7 の解説は、本文中の根拠がハイライトされます。 「なぜその答えか」を本文のどこで判断するかが分かり、和訳も読めるので、手順2の精読に使えます。Part 5 は、正解の選択肢と和訳、解説で正解の理由を確かめる形です。
  • 解説に出てきた語句を単語帳に保存できます。 本文で気づけなかった言い換えの語句を、解説からワンタップで保存できます(追加ボタンが付いた語句。無料プランは100語まで)。単語帳の見出し語ではなく、問題の中で出会った語句をためていく使い方です。
  • 解いた問題をあとから読み直せます。 学習履歴から、解いた問題と解説を振り返れます。無料プランでも、読み直せる期間に制限はありません。週末に、その週に間違えた英文をまとめて通し読みする、といった使い方ができます。
  • 約6分の診断と30問模試で、現在地を確かめられます。 14問の診断は会員登録の前に受けられ、いまのスコア帯と優先すべき Part が分かります。約18分の30問模試は無料プランで月2回まで受けられ、予想スコアが出ます。

できないこともあります。文法の講義や、頻出語をまとめた単語帳の教材は入っていません。リーディング75分を含む200問の模試(約120分)は、プレミアム(月額890円、または年額7,500円。税込・2026年10月時点)の機能です。紙の問題冊子で75分を通す練習には、公式問題集の書籍が向いています。

目的ごとの選び方

  • 未受験で600点が目標。単語帳と文法書を3ヶ月回した:公式問題集 13 のリーディング1回分で現在地を測り、全体の底上げなら『プラクティス リーディング編』、Part 5 が弱ければ『初心者特急パート5』を足します。最後に公式問題集の残りの1回分で変化を確かめます。
  • リスニングよりリーディングが100点以上低い:まず Part 5・6・7 の正答数を数えます。Part 5 が弱いなら Part 5 の問題集から、Part 7 が弱いなら『初心者特急パート7』から始めます。
  • Part 7 が毎回20問以上残る:『公式 Part 7 速読演習』と、週1回の75分の通し練習。時間配分は Part 7 の時間配分を見てください。
  • 問題は解けるが、間違えた理由が分からない:和訳と解説が詳しい教材を選び、解いた英文を「通し読み → 精読 → 通し読み」で読み直します。
  • 本を何冊も買って終わらない:IIBC が初心者向けの記事で勧めているとおり、教材は1〜2冊に絞ります(初心者向けの勉強法)。迷ったら『プラクティス リーディング編』と公式問題集の2冊です。
  • 通勤や昼休みに解く量を増やしたい:TOEIC 公式教材アプリの「サクッと」シリーズや、Part 別の練習ができるアプリを1つ足します。
  • お金をかけずに毎日の演習を足したい:Otteric の無料プランで、Part 5〜7 の練習を1日3セットまで解けます。Part 6・7 の解説で根拠の場所を確かめ、週末に学習履歴から読み直します。

よくある質問

TOEIC の単語帳と文法書を3ヶ月やったのに、リーディングが伸びないのはなぜですか?

覚えた単語と文法を、TOEIC の問題形式で、時間内に使う練習がまだ足りないことが多いです。IIBC はリーディングでつまずく原因として、単語・文法のほかに「文脈や文章構成を把握できていない」「読むスピードが追いついていない」を挙げています。この2つは単語帳と文法書では練習しにくい部分なので、問題集で解いた英文を読み直す練習と、75分を計る練習を足します。

単語帳と文法書の次にやる TOEIC の問題集は?

まず公式問題集のリーディング1回分を75分で解き、Part 5・6・7 のどこで落としているかを確かめます。全体を底上げするなら IIBC の『公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編』(350〜700点レベル・3,300円・税込)、Part 5 が弱ければ『初心者特急パート5』(858円・税込)、Part 7 が弱ければ『初心者特急パート7』(880円・税込)が合います。

TOEIC でリスニングよりリーディングが低いのは普通ですか?

珍しくありません。IIBC の DATA & ANALYSIS 2026 によると、2025年度の公開テストの平均はリスニング337点・リーディング279点で、2023年度・2024年度も差は57点でした。社会人でも学生でも同じ傾向です。

TOEIC 600点を目指すにはリーディングで何点必要ですか?

決まった配分はありません。2025年度の公開テストの平均は合計616点で、その内訳はリスニング337点・リーディング279点でした。リスニングが得意な人はリーディングが200点台でも合計600点に届くことがありますが、リーディングの点が低いほどリスニングで多く取る必要があります。

TOEIC のリーディングは何から対策すればいいですか?

落としている Part からです。Part 5(30問)の正答が半分前後なら Part 5 の問題集、Part 5 は取れるのに Part 6・7 で落とすなら解いた英文の精読と読み直し、Part 7 が時間内に終わらないなら時間を計る練習を優先します。

TOEIC のリーディングの復習はどうやればいいですか?

IIBC は「通し読み」と「精読」を使い分ける方法を紹介しています。まず英文を一通り読み、次に単語の意味や和訳を確かめながら精読し、最後にもう一度通し読みをして文脈が分かるかを確かめます。同じ英文を最低3回読むことになります。

TOEIC のリーディング対策に使えるアプリは?

公式の問題を Part ごとに短く解くなら TOEIC 公式教材アプリ(アプリは無料、教材は購入。サクッとシリーズ550円〜)、市販の問題集をアプリで採点するなら abceed(マークシートは無料)、講義で文法を学び直しながら解くならスタディサプリ(月額3,278円・初回1週間無料)があります。Otteric でも Part 5〜7 を Part 別に練習でき、無料プランで1日3セットまで解けます。

TOEIC を受けたことがなくても、公式問題集を解いて大丈夫ですか?

大丈夫です。むしろ一度本番形式で解いておくと、どの Part で点を落としているかが分かり、次の教材を選びやすくなります。IIBC の公式問題集 13 はテスト2回分(400問)入りで、正答数から参考スコア範囲が分かる換算表がついています。1回分を最初に、もう1回分を試験の前に解くと、変化を確かめられます。